SuikoLogはてな別館

大阪のウェブデザイナー・コワーキングスペース運営者のブログです

体重調整期間に入ります

4月あたりからどうも生活習慣が悪い方向に傾いている自覚がある。

なんとなく増えるラーメン、起きられない朝、暇ができればスマートフォンで毒にも薬にもならないような文章を読む。そんな毎日。

そうこうしているうちに運営しているJUSO Coworkingの中で「ダイエット部」なるグループが誕生し、私も成り行き上、参加することになった。ダイエット部はおもにFacebookのグループメッセージでやりとりをするのだが、そのグループのアイコンがこういう感じで大変身が引き締まる思いがする。

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JUSOダイエット倶楽部のアイコン。ストレートな罵倒。

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Androidだと、どんなアプリを起動していても新着メッセージがあればあのアイコンがチャットヘッドとして表示される。おわかりだろうか。画面右上にヤツがいる

で、おととい半年ぶりに体重計に乗ってみると68.2kg。3年ほど前に69kg→63kgに半年で戻したのにまた70kgをうかがうところまで戻っている。いかん。まずい。なんとかしないと。

ということでふたたび体重調整期間に入ることにした。

  • お昼ごはんの炭水化物を極力減らし、タンパク質を摂る
  • プランクを最低1分、できればサイドプランクも含めて3分。
  • 時間があるときは胸を床につける腕立て伏せを10回前後
  • 毎日お風呂上がりにアプリで体重と体脂肪率の計測、ダイエット倶楽部に共有
  • 目標体重63.8kg(身長170cmの理想体重らしい)

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先日の意識高いランチ。あとで春雨はデンプンが多いのでダイエット食としては微妙との話を聞くなど

こんな感じでがんばっていく所存。結果として

  • だらしなくなってきたお腹まわりを締めたい
  • 胸板ガリガリなのでちょっと筋肉つけたい(そんなに厚みいらんけど)
  • 腰痛と無縁の暮らしを手に入れたい

現場からは以上です。

内向的な私がコワーキングスペースを10年やっていること

今日こういう記事を見た。プロニートとして名を馳せたphaさんの記事。記事によると彼がシェアハウスの運営をはじめて約10年とのことである。その彼の記事。

www.gentosha.jp

わたしも小さなコワーキングスペースを大阪で運営して約10年、いわゆるコミュニティ商売のマスターとしてやってきて、彼の書いていることがとても分かる気がする。

私はそもそも内向的な人間であると思っている。外よりも自分だけの空間、多くの人との交流よりふたりから数人のひっそりとした話を好む。飲食する店を好むとすれば、職場にも家にもない、そういうひっそりとした空気があり、適当に放っておいてもらえるような店が好きだ。

わりと人前に出て目立つのは好きなので、完全な陰キャというわけでもない。あとお酒を飲んでさえいれば、あまり自分のことを気にせずに人に話しかけることはできる。だからコミュニティイベントや勉強会で人前でしゃべり、その後の懇親会でお酒を酌み交わしながらお話をする、というような関わり方をした人であれば、あまり私に内向的というイメージを持っている人はいないかもしれない。

けど、基本的には自分は自分のペースで人と話し、仕事を進めることを好む人だ。多人数の中でどんどん人に話しかけたり、集団の空気を読んで気の利いたことをやったりすることはあまり得意でない。人の名前と顔を覚えることも本当に下手だ(そういう意味でFacebookには本当にお世話になっている)。ある程度一緒に仕事をした人や日頃の私の様子を見ている人はよくお分かりのことだと思う。

けれどもそんな私がコワーキングスペース運営だなんて人にたくさん会う商売をやっている。なぜって、ひとつはフリーランス稼業の自分にとってとても有利な環境がつくれるからである。あとは多分、私は社交的な人に強い憧れを持っていて、そのように振る舞いつづけることで心底そういう人になれるんじゃないかという淡い期待をもっているのかもしれない。

今は家でごろごろと寝て過ごしているだけで、自動的にいろんな人がやってくる。それは寂しくないし、うれしいことだ。だけど、来る人はみんなそれぞれ面白くて魅力的な人なんだけど、どの人ともそんなに深いつながりはないような気もする。家に来てくれたら話をするけど、そうでなければわざわざ自分から出かけて行ってその人と会おうとするかどうかはよくわからない。

先ほどの記事のこの部分、自分にはわりとグサッときたのだ。私は私たちのスペースにできた小さなコミュニティを愛しているし、そのひとりひとりによい気持ちをもったり、刺激をもらったり、楽しく遊ばせてもらったり。本当に感謝している。

けれどその一方で、どんなに人付き合いの多い人でも、いや、人付き合いが多いからこそ、大人になって「深いつながり」を他者に簡単に求めるのは図々しいことだとも思う。それはお互い様だし、別に恥じ入ることでもない。「本当の友達」なんてものがあるとしたら、2人もいれば上等なんじゃないか。そう思っている。

なんらかのコミュニティや組織の中心に立ちつづけることは、自分を拡張しつづけることだ。そこで得た幸せは確かにあるし、そうしながらこれに関わる他者に大小の幸せをつかんでもらうことがそれをやっている意義でもある。けれど、ひとりになったときやこんな文章にふれたときにふっと認識する疲れや無力感。それはきっと私が想像もしないような人もひっそり抱いている、そんな感覚なんだろうと思う。

コーヒーをもらいにいったら次の瞬間買うことになっていた話

初夏の日差しまぶしい連休終盤の午後のこと。

自動車の整備の帰り、ガソリンが心もとなかったので見知らぬ土地のガソリンスタンドに入った。ENEOSの新業態店舗で、セルフガソリンスタンドの事務所部分がなんとドトールコーヒーになっているというものだ。

給油の前にタッチパネルでコーヒーや軽食が注文できる。またタッチパネルから注文すると20円引きということだ。待たせることなくコーヒーが提供でき、また事前注文があることでオペレーションもラクになるがゆえの値引き、ということなのだろう。うまいもんだなと思いながらも、コーヒーまではいいかなと普通に給油を終えた。

レシートを受け取ると、その端に

ドリップコーヒー引換券
当日限り有効
今すぐ店内へ!

というような文句の紙がついている。

あら太っ腹、給油したら小さなサイズのコーヒーでも淹れてくれるのかしらと思い場内の店舗に入り、店員にその引換券を渡す。

すると「ありがとうございます、はいどうぞ! ご自宅でお飲みください」とアルミ包装に包まれたドリップバッグを渡された。

あーなるほど。

なるほどね。

「ドリップコーヒー」っていうのは淹れたコーヒーでなくて、家でお湯を注いで作れるドリップバッグのコーヒーのことね。

とっさのことで軽く混乱しつつも納得して「ドリップコーヒー」を受け取ったその瞬間、店員がこういった。

「よろしければ、ご一緒に冷たいお飲み物でもいかがでしょう?」

あーなるほど。

なるほどね。

撒き餌か。その「ドリップコーヒー」は。
車にガソリンを入れにきた客は移動中であり、休憩したいというよほどの欲求がない限りコーヒーショップの店舗には足を踏み入れない。だからとにかくまず店舗に入れたい。だからこそのあの券面のテキストだったわけだ。

いやー断るだろ。ここは。別にウソはつかれてないけどちょっとだけ騙されたみたいじゃないか。よし、断るぞ、断ろう…

「じゃあアイスコーヒーお願いします」

「サイズはMでよろしいです?」「はい、Mで」「280円でございますー」「はいはいー(財布を出す)」

自分でびっくりした。見事に成約しちゃってるじゃん。釣られちゃってるじゃん。

でも、私は確かにそのときアイスコーヒーが欲しかったのだ。いや、つい今しがた「欲しくなってしまった」のだ。

ドリップコーヒー引換券をもらい、冷たいコーヒーが飲めると思いながら冷房の効いたコーヒーショップの自動ドアをくぐり、店内に立ちこめる挽きたてのコーヒーの香りが鼻に入った時点で私がアイスコーヒーを飲みたい気持ちはもう最大限になっていた。

多少の齟齬があろうとも、予想外のお金を払おうとも、私はアイスコーヒーが飲みたかったのだ。たかが280円である。

キンキンのアイスコーヒーMをストローから吸い込み、ドリンクホルダーに差し込んで私は少し幸せな気持ちでガソリンスタンドを後にしたのだった。

が。

が。後から考えるとなんだか微妙な気持ちになってきた。やっぱりちょっと騙されてんじゃないか自分。

決してメチャクチャ悪い気持ちでもない、でもちょっと惜しい気もする。そんな微妙な体験だった。あえて、あえて言えば「ドリップコーヒー引換券」という曖昧な表現でなく、インセンティブの内容(つまりはドリップバッグのこと)はもうちょっと正確に示したほうがいいんじゃないかとは思う。

いただいたものがドリップバッグであったとしても、ある程度は店頭売りのコーヒーにコンバージョンするんじゃないか。私はコンビニでトイレを借りたらお礼になにか買うような人だからそう思うだけかもしれないけれど。

そんなゴールデンウィークの終わりだった。

J-PopとアニソンのDJ Mixを公開したので全曲の感想かく

趣味でDJをやっている。今回はその話。

おおよそ人前でDJするときはハウスをかけることが多いのだけど、いま4年生の息子に頼まれて、彼が聴きたい曲を書き出してもらい、これをプレイリストに入れてミックスするということもたまにやっている。

曲目は、彼がそのときに見ているアニメの主題歌や興味をもっているボカロ、東方アレンジから流行りのJ-Popまでというところ。

これまでに2つのミックスを作っていたが、あくまで家族で車に乗るときにかけるくらいのもので、公開はしていなかった。ポップスのDJに関して技量がない(ハウスやテクノといった四つ打ちジャンルとは結構コツが違う)ので恥ずかしい、というだけの話なのだけど。

今回は思い切ってさらしてみることにした(本当にひさしぶりのMixcloud更新になった)。

BPM128〜200を行ったりきたりの落ち着かないMixだけど、かけた曲に簡単な感想を書いていくので、もしご興味が湧いたらなら一度聞いていただければ幸い。全16曲を41分で。下記からお楽しみください。

以下3行レビュー

1. 気分上々↑↑ / mihimaru GT

息子の選曲、と書いたがこれは親父の押し付け選曲。2007年ごろ、私はFM802がいつもかかっている制作会社につとめていた。当時よくラジオでかかっていたのがこの曲で、私は曲に合わせて頭をフリフリFireworksでスライスを切っていたものだ。ボーカルのhirokoさんはほぼ引退されたようだが、いいボーカルだったと思う。

2. シュガーソングとビターステップ / UNISON SQUARE GARDEN

アニメ「血界戦線」ED。息子に教えられた。大変キッチュな雰囲気があり、渋谷系ギターポップを彷彿させる雰囲気がある。とはいえ軸足は王道の日本のポップスにあり、小難しい雰囲気はない。よくできている曲だと思う。

3. 流星ボーイ / Berryz工房

最近息子兄弟がドハマリしている「イナズマイレブン」初代主題歌。Berryz工房つんく氏プロデュースのアイドルグループだが、ちゃんと聴くのはこれが初めてだった。大変つんく氏らしいメロディーとキャッチーなネタ。つんく風ド演歌ポップス。

4. アラジン / 水曜日のカンパネラ

小学生になんだかんだウケがよい水曜日のカンパネラ。うちの長男も例外でなく、アルバム数枚を聴いてお気に入りにしている。マイケル・ジャクソンの『スリラー』の間奏部分を彷彿とさせるバックトラックが心地よい。

5. 放課後ディストラクション / やくしまるえつこ

私がNETFLIXで観たアニメ「ハイスコアガール」ED。私は見事にコミックス全巻大人買いした上に公式ファンブックまで買うほどハマり、息子に薦めると彼も見事にハマった。やくしまるえつこさんってどなたかなと思ったら相対性理論のボーカルの人だったか。

6. リクライム / ROOKiEZ is PUNK'D

ここからカットインでBPM180〜200の曲を続けてかける。アニメ「弱虫ペダル」OP。妻と息子が楽しく観ている。あんまり得意でないジャンルだけど、疾走感が気持ちよく今の日本のロックの王道ってこんな感じなのかなと思っている。

7. 風を呼べ / アンダーグラフ

同じくアニメ「弱虫ペダル」の今度はED曲。歌詞に「誰にも負けぬ強い力を〜」といったザ・ブルーハーツリンダリンダを彷彿させるフレーズがあったり、かと思えば全体的にはなんだかB'zを思わせる感じがあったり、なかなかおっさん泣かせなところがある。

8. UNION / OxT

2018年秋アニメ「SSSS. GRIDMAN」OP。けものフレンズようこそジャパリパークへ」も記憶に新しい大石昌良氏が作詞作曲ボーカルをつとめる。「目を覚ませ僕らの世界が何者かに侵略されてるぞッ!」というどストレートすぎてなんだか可愛い歌詞がキレッキレのボーカルで表現されていて超気持ちいい。

9. ピースサイン / 米津玄師

みんなご存知、米津玄師。アニメ「僕のヒーローアカデミア」OP。何曲か知っている彼の曲の中ではこれが一番好き。

10. リトルソルジャー / 田所あずさ

息子のクラスで話題のアニメ「転生したらスライムだった件」ED。僕が好きなタイプのポップス。妻にはつくづく「さわやかなガンバレ系女性ボーカルポップス大好きマン」だなと言われた。昔はZARD「負けないで」とかあんまり好きじゃなかったように思うが、そう言われると最近ちょっといいかもしれない…と思い始めている。

11. Trancing Pulse / Triad Primus (福原綾香, 松井恵理子, 渕上舞)

これは私の選曲。私も息子もやっている『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ(デレマス)』からの一曲。ここのMixの入りはあまり満足してません。すみません。ここからは僕の中の王道疾走系ソングが3曲続きます。

12. INDETERMINATE UNIVERSE(ケムリクサ.ver) / りん(CV.小松未可子)、りつ(CV.清都ありさ)、りな(CV.鷲見友美ジェナ)

これも私の選曲。今年早々に「けものフレンズ2」とともに話題になったアニメ「ケムリクサ」のED。たつき監督らしく大変出来のいいシナリオで楽しく最後まで完走した思い出とともにかけました。なおこれは最終回のみで流れた声優さんによるボーカルが入っているバージョン。

13. ナイトパレード オン ザ スカイ / GET IN THE RING × 領域ZERO

著名な東方アレンジ曲。息子に教えてもらった東方アレンジ曲の中で一番すき。原曲の「メイガスナイト」もかっこよかった。以上11〜13はほとんど私の趣味。ドライブでかかると気持ちいいです。

14. ロキ / みきとP

これも今年息子に教えてもらった曲だが、とても素晴らしく、家族で楽しんでいる。鏡音リンとみきとPの掛け合い、かっ飛んだギターリフ、そしてボカロってこんなことできるの?と思わせるようなガナリが印象的。

15. ツイッギー / 水曜日のカンパネラ

箸休め的に。複雑なブレイクビーツでつなげるのに苦労した。あとかなり短い。

16. Sweet Clapper / livetune+

これも私のセレクト。livetuneはこの曲で2年前に初めて知ったが、初音ミクをボーカルに据えたコンポーズで一躍有名になったアーティストさんだった。まだまだ聴けてない曲があるので、今後掘り返したい人です。

はてなブログをはじめた

実はこのブログ、2017年に開設していたのだけど、WordPressで作った古くからのブログとの使い分けが思いつかなくて結局寝かせたままになっていた。

suikoudesign.com

そちらの方は大まかには自分のウェブデザイナーとしての記事を書いていたのだけれどこの数年はもうなんでも書いててカテゴリ分けも雑然としたものになってきた…というか仕事の事以外は全部雑記カテゴリにぶちこむ、みたいないい加減な管理になってきたので、思い切って雑記にあたるようなことはこちらのブログに書いていくことにした。

毎回自分の仕事のことばかり書くのもここしばらくはおつかれ気味なのである。じゃあ書かなきゃいいじゃんという話なんだけれども、自分が考えていることを文字にすること自体はできるだけ続けたいと思っていて。これから何年生きるか分からないけれど、考えていることを文章に綴れるということは一生にわたって大事なスキルだと思っているからだ。

1年ほど前から「週1でブログ更新する会」には入ってたまにサボったり休んだりしつつ書いているものの、あまり文章自体は向上していない。向上していないながらも今はとにかくあまり具体的でない、漫然とした考えをちゃんと書けるようになりたいという気持ちで書いていこうと思う。

shu-1blog.com