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大阪のウェブデザイナー・コワーキングスペース運営者のブログです

EC-CUBE DAY 2019に出演します

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2019年7月23日、東京の浅草橋ヒューリックホール&ヒューリックカンファレンスで行われる「EC-CUBE DAY 2019」というイベントに出演させていただける運びになった。

オープンソースのECプラットフォーム「EC-CUBE」の最新版、EC-CUBE 4(2018年10月リリース)の管理画面デザインを担当させていただいた。この経験は私にとってとても貴重なものだった。こうした多くの人が利用するプロダクトをデザインするという経験自体が貴重だし、なによりEC-CUBEオープンソース・プロダクトである点が自分にとっての学びにつながったと思っている。

www.ec-cube.net

EC-CUBEは誰もが管理画面を拡張することができる。ソースコードを書き換えて直接カスタマイズすることも可能だが、現在はプラグインを開発することによって、コアのコードを書き換えることなくカスタマイズを施すことも可能だ。

そんなプロダクトのデザインに、使用方法を決めつけ固定するようなデザインはそぐわない。

様々な人が触れて、どのようにも拡張できる、その中でカスタマイズする人がデザインするのに困らないような工夫が必要だと思い、この仕事の中では画面の絵を作るだけでない、様々なことをやらせてもらった。

こうした経験から学んだことをこれまでに二度、人前でお話させてもらった。

最初は2018年11月に大阪で行われたFRONTEND CONFERENCE 2018での発表「理想のデザインプロセスについて考える 〜 EC-CUBE 4の管理画面デザインで学んだデザインプロセスの面白さ・難しさ」。

speakerdeck.com

そして次に2019年2月に東京で行われたDIST.25「管理画面から考えるUX」

speakerdeck.com

前者はデザインプロセス、後者はUX(ユーザー・エクスペリエンス)にフォーカスした内容になっていた。

今回はこれらの過去の発表内容を軸に、ウェブ制作者やデザイナー一般にフォーカスした話でなく、おもにEC-CUBEを扱うユーザーや、EC-CUBEのエコシステムにコミットするような方々に向けた内容をお届けする予定だ。

プロダクトのデザインとは、プロダクトと、ユーザーをはじめとする様々な人との関係をデザインすることだと思う。画面のデザインやデザインガイドの制作を通して、こうした課題にどのようにアプローチしたのか。うまくいったことはなにか。そしてやりきれなかったことはなにか。

平日の昼間ではあるが、ECに関わる皆さんにとって役立つ話にできればと思っている。ぜひぜひよろしければチェックしてください。

www.ec-cube.net