SuikoLogはてな別館

大阪のウェブデザイナー・コワーキングスペース運営者のブログです

2年ぶりのハウスMixをきっかけにアラフォーの自分を振り返ってみた

もうちょっとちゃんと書きたいと思いながらも、時間もあまりなく日記程度の内容なのだけど。

2015年から細々とDJ Mix(※)をつくってMixcloudというサービスに公開している。おもに私がDJをするときに取り扱うのはハウスというダンスミュージックのジャンルなのだが、そのハウスのMixには「Metaphysical Lounge(形而上学的ラウンジ)」という大仰なシリーズ名を冠してこれまでに9つのMixを公開してきた。また同名のリアルなパーティもこれまで二回やってきた。

もともとはラウンジ気分で聞き流せるようなBGM向けのハウスMixというテーマでやってきた(ゆえにディープハウスが多かった)のだけど、今はあまりそこの縛りは気にせず、そのときどきに気に入っているハウスをつなげて公開している。

で、そのMetaphysical Loungeのvol.09を9月24日に公開した。

 

www.mixcloud.com

 

このシリーズ、vol.08をリリースしたのは2017年9月ということで、2年ぶりの更新ということになる。2015年から2017年までの2年間で8つもハウスのMixが公開できたのに、その後の2年間になにがあったのかと考え直してみると。

2016年にやりはじめたデレステや長男の影響でハウスでなくポップスのDJに興味がわいていたというのはあるだろうと思う。実際にMetaphysical Loungeを更新するまでの間に息子のために作ったポップスのMixがMixcloudに上げられている。公開しているのはこれだけだが、非公開でウチの自動車の中でだけかかるものが3つあったりもする。

あとは2016年に入ってからリアルなDJのいるパーティにちょこちょこ顔を出すようになったことも大きい。結婚して子どもが生まれたから10年ばかり音楽の現場から遠ざかっていた自分にとって、ひっそり家や自分の店でDJをやるというのはダンスミュージックと関わることそのものだったわけで、そこらへんの魂が人様のパーティにいくことでいくらか浄化されてしまったのも大きい気がする。

ただ2年、それほど頻度は高くなくても人のイベントに顔を出させてもらっていると、今度は自分でもなにかをやりたい、まずは猿真似でもいいから自分でやったことを増やしたいという欲求が湧いてきて、これまで二回のリアルなパーティを開いてみたり、ようやくまたハウスのMixを取ろうという気持ちがわいてきたりしたのが今だった、というわけである。

今後のことはまだまだ考えられていないし、やはりクラブで出会う知り合いたちのように頻繁に現場に顔を出すのは難しいけれど、40になってまたこういう世界に顔を出したりできることがとても嬉しい。30代は独立したり、コワーキングスペースを育てたり、そして小さな子どもを不慣れながらも夫婦で育てたり、そんなことが重なってなかなかそういったことができなかったので。

人の輪に出てみると結構うれしいお誘いもあるもので、40代、今から楽しくなりそうだなと思ってるところである。

※複数の楽曲をMixしてなんらかの作品に仕立てたもの。多くの場合は複数楽曲を任意の位置でつなげてメドレーにしたものであることが多い。

f:id:witch-doktor:20190928013618p:plain

Metaphysical Loungeのアートワークは毎回、同業者友達でイラストレーターの @spicagraph さんにお願いしている。いつもありがとうございます。